お悔やみのマナー

お悔やみの挨拶で悩んだら!ご近所さんへの対応はこれで解決!!

町内会のお付き合いの中でも、忌事はご遺族が精神的、肉体的に不安定なことが多いので難しいですよね。

最近、近所のおじいちゃんを見かけないと思っていたら既に亡くなっていてお葬式も終わった後だった。

長く入院していた裏の奥さんが亡くなったけどご主人はご近所さんとの付き合いが苦手らしく、香典なども全て辞退。

お悔やみの挨拶に行くべきなのか…義理事だけれど、どこまで踏み込んでいいのか悩みます。

ご近所さんだからこそ「波風立てずに無難に付き合っていきたい」と常日ごろから考えている私の対応を紹介します。

訃報を知ってまず確認すること

最近は葬儀屋さんに葬儀をお任せし、さらには家族葬や親族葬にするお宅が多く、昔みたいに自宅で葬儀をするのに町内の人が手伝いをしにくることは滅多にないのではないでしょうか。

実際、我が家も祖母の葬儀は葬儀場にて親族葬でしたので、香典は辞退し、葬儀への参列もご遠慮いただくよう町内会に連絡しました。

その意図は、他人さんが来るとどうしてもその都度相手をしなければならないので、身内だけにしてゆっくり祖母との最後の別れをしたいということでした。
                                          町内会の規則には忌事に関する決め事があり、香典の額や葬儀に参列する場合の役員も決まっていることが多いと思います。
                                          そのため、弔事があれば取り急ぎ報告し、町内会にどんな対応を求めるかを相談します。
                                          そんな時に訃報を知ったからといって一人で勝手に行動しては、せっかくの故人への想いも遺族の迷惑になりかねません。
                                          ですから、ご近所さんの訃報を知ったらまず!回覧板を確認するか、町内会の役員さんに状況を聞いてどう対応するかを確認してください。
                                          葬儀という非日常の中、遺族の方も心身共に疲れていることでしょう。
                                          葬儀に参列できない場合は、後日落ち着いた頃にお悔やみの挨拶に伺う方が相手も気持ちに余裕ができて和やかに話ができると思います。

お悔やみの挨拶に伺う時、何を持っていくか

会えば挨拶をし、時には一緒に出掛け、町内行事は一緒に参加したりするような間柄のご近所さんのおばあちゃんが亡くなった時。

町内会からの弔事に関することは辞退するとのことだったので、香典の徴収もなく、家族葬だったため葬儀の参列をすることもありませんでした。

でも普段仲良くしているお家なので個人的に何かしたい気持ちになりますよね。

そこで私は、後日お菓子を持ってお邪魔しました。

あらたまって香典を持っていって、お返しで気をつかわせたくなかったので

「これ、おばあちゃんにお供えしてあげて」

とお菓子を渡し、さりげなくお返しはナシにしようと伝えてこの件は落ち着きました。

ほとんど知らないご近所さんであれば、町内会の規則通りに対応しておけば問題ないと思いますが、やはり親しい間柄の人には自分なりの気持ちを伝えたいですよね。

相手に気をつかわせない程度でお悔やみの挨拶に伺うのがいいと思います。

弔問の作法についてはこちらの動画が参考になります。

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地域によってはグイグイいきます!!

私の住んでいる団地では、基本的に町内会の規則に従って対応していれば問題ありませんが、夫の実家での葬儀はまるで正反対で驚きました。

訃報があれば回覧板がすぐ回り、電話でも連絡がきます。

自宅葬であれば葬儀の手伝いにかりだされて部屋の準備をしたり、精進料理を作ります。

家では料理なんてしない夫がヒジキの煮物を作っていたのは今でも忘れられません。

自宅葬でも葬儀場でも共通するのが、町内の人がほとんど来てることです。

町内で同じ苗字が多くて名前で呼び合うような所なので親戚もいますが、そうでない人も親戚みたいな感じで続々と弔問にやってきます。

通夜が終わってもずっとお酒を飲んでます。

どこまでが親戚がもはや分からない状態で、故人を囲んで宴会になっています。

こういう地域は昔からの風習で規則などがなくても暗黙の了解で行動している場合が多いです。

そして高確率で排他的なので、新しく入ってきた人達には知らせないくせに、挨拶がないと常識を知らないなどと言われてしまうことがあります。

新参者は何をしても敬遠されがちなので、訃報をしったらすぐに香典をもってお悔やみの挨拶に押しかけ、義理事だけはキッチリ果たす方が賢明です。

仲間とまではいかなくても「新しい人だけど、義理がたくて悪い人じゃない」くらいに思ってもらえます。

これでも集落の住民からしたら「この新しい人はいい人かも」ってことなんですよ。

こんな地域にお住まいだったらご近所さんのお悔やみ事にはグイグイ挨拶に行くのがいいと思います。

まとめ

1. 訃報を知ったらまず町内会はどう対応するか役員の人に聞くか回覧板で確認する
2. 後日、お悔やみの挨拶に伺う時は付き合いの程度により香典、お供えを持って行く
3. 地域によってご近所付き合いの深さが違うので、雰囲気を読んで合わせるのが無難

自分で悩むより、ご近所さん同士状況を確認し合って遺族の意向に沿うように対応する。

これが私の今までの経験上、最善の方法です。

地域によって弔事に対する考え方は様々で戸惑ってしまいますが、それ故に町内会では規則である程度統一させています。

ぜひ一度、確認してみてください。

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