大人のマナー

妊婦になり職場に居づらい!自分&周りへのストレスを減らすコツ

「妊娠して、つわりが予想以上にヒドイ。仕事もドジの連発…」「お荷物になりそうで職場に居づらい。周りも冷たくなった気がする…」。

働く女性のこんな声を聞くことって少なくありません。

私が妊婦だった時は「職場の人からもっと気配りやサポートが欲しい」という気持ち…正直ありました。

逆に「これ以上迷惑をかけちゃダメ」という気持ちも…。

そんなジレンマで心が揺れ動く日々でした。

私のこういう経験から、職場に居づらい妊婦さんにきっと役立つポイントを今回はご紹介します!

1.気持ちが分からないのはお互いさま

私はまず「相手の気持ちが分からないのは、妊婦も周りもお互い様」「それはごく自然で誰にもあること」と覚えておくことにしました。

「妊婦の大変さが分かってもらえない」という思考に偏りがちな時、例えばこんなふうに自分に問いかけてみます。

「じゃあ私は、妊婦の仕事をカバーさせられる人の気持ちを本当に分かってる?」

「私は同僚を自分の主観だけで『冷たくなった』と決めつけてない?

私への気づかいもあって態度がぎこちないかもなのに?」

さて、私がこの「お互い様」思考にチェンジしてから起きた変化は?

周りにオープンマインドになれた分、ラクになれた気がします。

それ以前は「周りが私を理解すべきなのにそうしてくれない」という思考で、逆に自分を苦しめちゃったかも?

というわけで「気持ちが分からないのはお互い様」って覚えておきましょう!

2.「妊娠のせい」は×

「結果が全て」なのが仕事場…。

「でもワタシ妊婦だから…」的な態度が仕事で出るとイヤがられがちです。

モト妊婦の私も「シマッタ~」と後悔した失敗が…。

そう、仕事関係の人にはコッチの個人的事情なんて関係ないのです。

相手から見たら、妊婦が勝手に妊娠しただけ。

ただでさえ忙しいのに、できて当たり前のことを(妊娠で)出来ない人のためのフォローが連日続く。

なのに自身の給料は上げてもらえるワケでもなく…。

もしも相手がそんな状況に立たされているとしたら…?

程度によっては、それってツライですよネ…。

私も「だって妊婦だし…」という甘えがつい態度に出て職場の人と一時、チョット気まずくなっちゃいました。

というわけで、仕事がはかどらない事を妊娠のせいにするのはNGです!

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3.感謝や申し訳なさをきちんと表す

私は「職場の人たちからのサポートが当たり前でない」といつも強く意識してみました。

「ありがたい」「申し訳ない」という思いを持ち、それを相手への言葉や態度にハッキリと表すことが大切です。

仕事場では妊婦であってもなくても、皆それぞれ事情や悩みを抱えながら働いています。

それでも皆、いつも通りかそれ以上の仕事を期待されてあたりまえです。

もし出来るハズのことが、自分の都合で出来なくなっているなら、それは申し訳ないこと。

それでもカバーしてくれる人がいるなら、それは感謝すべきこと…ですよネ?

「妊婦さんが感謝してくれている」と感じられただけでも、周りの人のストレスがグッと軽くなるものです。

ちなみに私は、妊娠中は遅くても定時後すぐ帰宅していました。

それで、自分の仕事の後しまつを同僚に頼んでいました。

そんな時「ちょっと大げさかなー?」って思うくらいに感謝や申し訳なさを相手に表してみました。

こうすることで自分にとっても少しでも「居やすい」フンイキも作られたた気がします。

周りからのサポートには感謝をハッキリと表しましょう!

4.健全なプライドを持つ

職場の人や夫への迷惑、長引く体調不良…。

自己嫌悪になりかけていた私は妊婦として健全なプライドを持つよう意識しました。

妊婦は未来の社会、日本を担って行く大切な人を体内で育んでいます。

オナカの赤ちゃんが無事に生まれて成長すれば、社会に貢献したり税金を納めたりできるようになりますよね?

そして今の同僚や上司たちは公的サービスや年金など、色々な形で子供世代からの恩恵を受けることになるのです。

私は、母子ともに元気な状態で出産すること=自分にできる最大の社会貢献…だと誇りを持つことにしました。

あ…決して周りを見下げるような誇りでないですよ。

妊婦として健全な自尊心を(人と比べず)保ちましょうネ!

5.赤ちゃんの命を優先する

職場への迷惑もさることながら妊娠中の過ごし方は赤ちゃんの命や産後の母体、家庭生活まで左右しかねません。

産休まで仕事をがんばりたかった私も体調や優先順位を考え、けっきょく出産の半年ほど前に退職しました。

産休(出産予定日の6週間前から)までムリに乗り切ろうとして切迫流産になったケースを周りでもよく聞きます。

同僚は職場のクーラーの影響でも流産しちゃいました。

たとえ赤ちゃんが無事でも、母体に後遺症が長く残り、産後の仕事復帰や家庭生活に陰を落としてくることも少なくありません。

また「オナカの子を大切にしていない」印象を夫に与え夫婦仲が険悪になるケースも…。

赤ちゃんの命は母親だけのものではありませんからネ?

私にとって一番大切な仕事は、家族みんなが心身健康で暮らす家庭を作ることって思ってきました。

人それぞれ事情も決定もちがってくると思いますが、何かのご参考に!

というわけで、母子の健康と命を最優先にしましょう!

まとめ

1. 妊婦も周りの人もお互いの気持ちは分からない

2. 妊娠のせいにしない

3. 感謝や申し訳なさを表す

4. 妊婦としてプライドを持つ

5. 赤ちゃんの命が最優先

以上、職場に居づらい妊婦さんのためのお役立ちポイントを私の経験からご紹介しました。

こうして「今の自分」だけを中心に考えず、視界をチョットだけ広げることで妊婦独特のストレスが和げられると思います。

その先にきっとステキなことが沢山待っていますよ♪

最後にヒトコト!

「女性が輝く社会」=「女性が男性と同じように働く社会」という決めつけが逆に女性をしばらならないようにもしたいなーと。

妊婦さんも含めてネ♪

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