お見舞いのマナー

親が入院したらお見舞金は必要?金額はいくら持って行けばいいの?

親が入院って知らされると驚きますよね。

すぐにお見舞いに行く準備をしなければいけないけど、親のお見舞いってどうしたらいいんだろうって思いませんか?お見舞金は?必要なものは?

親とはいえある程度のマナーは知っておきたいですよね。

お見舞いに行くタイミング

私も入院生活をしたことがありますが、元気だったためそれはそれは暇でした。

一日がビックリするほど長いんです。

お見舞に家族や友人が来てくれたおかげで何とか乗り切れました。

親が入院した場合、可能であればできるだけ早く様子を見に行きましょう。

ただその時は事前に連絡して都合を聞くことをお勧めします。

手術や検査など慌ただしい日もありますし、他にお見舞が来ているかもしれません。

今の状態や今後の状況を知る必要もあるので、話をする時間を作ることは大切です。

入院期間が短くても必要なものがあったり、手続きが忙しかったりしますのでフォローが必要です。

長い場合は、不安や寂しさが増すと思うので、気を紛らわすためにも顔を出すと喜ばれますよ。

ただ病状が思わしくない時は疲れてしまうので面会時間は短めにする、眠っているときは起こさずに帰るなど配慮も必要です。

お見舞金はどうする?

親へのお見舞金が必要かどうかは、意見が分かれるようです。

基本的には、親であってもお見舞金を渡すのがマナーと言われていますが、特に明確な決まりはないようなので、渡すかどうかはあなた次第です。

親の場合はお見舞金のこと考えもしなかったという人も多く、入院中のお世話や話し相手に顔を出すことが重要だと考えているようです。

入院中は何かと必要なものも出てきますから、買い物を頼まれたり、交通費がかかったり、世話をする方の出費も度々ありますよね。

親も世話になった上お見舞金までもらうと困ると感じるようです。

お見舞金は必要と考えている人は、世話に行けないからという理由や入院中の大変さを考えて、少しでも役に立ててほしい。

何を買っていいかわからないからこれで好きなものを買ってほしいという考えが多いようです。

また、あなたのパートナーの義理の親になるので、パートナーの立場で考える必要もあるかもしれないですね。

親と同居している場合は、他人行儀なのでお見舞金は包まずこまめに顔を出す方がよさそうです。

親へのお見舞金の相場は?

一般的な相場は1万円です。

親・兄弟の関係性や親の年齢や経済状況によっても金額は変わってくるので、5千円という人もいれば10万という人もいてばらつきがあるようです。

4(死)、6(無)、9(苦)は良くない数字なのでこの金額にはならないよう注意してくださいね。

親を気遣ってあまり高額なお見舞金を渡すのも困らせてしまう場合があるので、周囲とよく相談して決めましょう。

親なのでこれは失礼かなと心配する必要はないと思います。

あくまで気持ちなのであまり神経質にならなくて大丈夫です。

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手土産は何がいい?

入院の理由が病気の場合と怪我の場合、入院期間によっても変わってくると思います。

最近はお花の持ち込みを禁止している病院も多いです

食事制限があるかもしれないですよね。

病院に確認をしたり、直接聞いたりすると失敗しないですね。

【喜ばれるもの】
・ブリザードフラワー(花がダメな病院でもこれなら大丈夫)

・お菓子(相部屋の人にもおすそ分けができる)

・雑誌(好みがわかれば暇つぶしに喜ばれます)

【NGのもの】
・鉢植えの花

・菊の花(花の持つイメージから)、赤い花(血を連想させるため)

・賞味期限の短い食べ物

他にもNGではないけれど、果物は向くのが手間だからという理由で嫌がる人も。

入院してから、これがあったら便利だなというものやいらないものがわかると思います。

私は、事前に何が欲しいか聞きましたが何もいらないと言われたので、日持ちするお菓子+孫の写真を手土産にしました。

暇な時に眺めていたそうです。

人それぞれ必要なものは違うので、親に聞いて実用的なものを差し入れましょう。

お見舞金の包み方は?

比較的軽い病状やけがの場合は、一般的には紅白の水切り封筒です。

でも親なので紅白のお見舞いと書かれたシンプルな封筒でよいと思います。

新札を用意する必要はありません。

まとめ

1. 都合の良い日を病院または親に確認して早めにお見舞いに行く。
2. お見舞金を渡すか周囲と相談して決める。
3. お見舞金の相場は1万円だが、周囲と話し合って金額を決めると良い。
4. 手土産は親の好みに合わせて。
5. お見舞いと書かれた紅白のシンプルな封筒がおすすめ。

親の入院で何をしたらいいのだろうと迷うかもしれませんが、あまり深く考えず、まずは顔を見せてあげてください。

心配したり、何か役に立とうとしたり、というその気持ちが親にとっては何よりうれしいはずです。

お大事にしてくださいね!

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