お祝いのマナー

出産祝いの金額相場!兄弟の場合は?お祝いに不適切な物とは!

甥っ子、姪っ子の誕生は、自分のことのようにうれしいものです。

出産祝いは生まれてきた赤ちゃんに、あなたが贈る最初の贈り物です。

どんなものを贈ろうか、いろいろと考えるかと思います。

金額、品物、周りの人がどんなお祝いをどのくらいの予算で送るのかここで紹介します。

1.出産祝いって?

出産祝いには「生まれてきたことを祝い、これからも健やかに成長していくように」

「無事に出産を終えたお母さんへのお疲れ様」

「兄弟が新しい家族を迎えたお祝い」など

色々な意味が込められています。

あなたにも生まれてくる新しい命に対して、かけてあげたい言葉がたくさんあると思います。

そんな思い、言葉を伝えるために、赤ちゃんの両親へお祝い金や品物を贈りお祝いするのが出産祝いです。

2.出産祝いって現金と品物どっちがいいの?

出産祝いを送る際に、現金か品物か悩むことと思います。

赤ちゃんが生まれて物入りですから、現金でお祝いを渡し、「好きなものを買ってください」というのも良いと思います。

品物でお祝いを渡すのであれば、事前にどんなものが欲しいか聞いてしまうのも一つの手かと思います。

自分の選んだものが相手のセンスと必ずしも一致するとは限りませんし、「実はもう買ってあったりする」なんてこともあるかもしれません。

一緒にお祝いは何がいいか話し合うのも楽しいかもしれません。

出産祝いは現金で渡すのも、現金で渡すのが生々しいと感じるのであれば、品物で渡すのもありだと思います。

渡す側の思いがしっかりと伝われば、どちらでも問題はありません。

3.兄弟の出産祝いの金額相場って?

現金でも品物でも、みんなはどのくらいの予算でお祝いを包んでいるのか気になりますよね。

兄弟の出産祝いの相場は大体1万円から3万円と言われています。

お祝いを包む際にはあらかじめ他の兄弟や親にいくら包むのか確認しておくとよいでしょう。

また一人目、二人目と金額を分けることはあまりありません。

一人目に生まれたときにあまりにも高い金額でお祝いを渡してしまうと、二人目以降も金額は同じですので、二人目以降も考えた金額設定にしたほうがいいでしょう。

また双子のお祝いの場合、一人の場合の1.5倍が相場と言われています。

ですから予算としては一人のときよりも高めに考えておいた方が良いかもしれません。

また多すぎるお祝いは相手側も受け取るのに気を使いますし、お返しも困りますので、相場と周りの人がどの程度の金額を考えているのかを、確認することが大切です。

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4.出産祝いを渡すタイミングは?

出産祝いは赤ちゃんが誕生してから一週間から一か月と言われています。

お祝いを渡すときには事前に連絡を取り、いつ頃であれば伺ってもよいか確認を取ってから伺いましょう。

赤ちゃんが生まれてからは、お母さんは赤ちゃんお世話で大変です。

特に一人目となれば、なれないことばかりで、かなり疲れがたまっていると思います。

兄弟だからこそ、思いやる気持ちをもって、事前に確認するようにしましょう。

また絶対やってはいけないのが、いくら身内でも出産前に渡すことです。

まだ赤ちゃんは生まれてきておらず、無事に生まれてくるとは限らないからです。

出産は大変なものです。相手を気遣うことを忘れないでください。

5.お祝いには不適切?NGな贈り物

出産祝いの贈り物であまりふさわしくないものもありますので、紹介します。是非参考にしてみてください。

1.ハサミ、包丁などの刃物

刃物は「縁を切る」という意味合いが強いので、お祝いには向きません。

2.日本茶、ハンカチ

日本茶は贈答用にも用いられることからお祝いでもいいのではと思うかもしれませんが、一般的には弔事に使われることが多く、お祝い事には向いておりません。

またハンカチも「涙をふく」ことに用いられることから、「別れ」「悲しみ」を連想させてしまうので、お祝いごとには向きません。

3.現金の場合も、「4」「9」は避ける

現金でのお祝いでも4万円、9万円はやめましょう。

「4」は死、「9」は苦しいと縁起の悪いことを連想させるため、大きな金額を包む際には気を付けましょう。

まとめ

1.送る側の気持ちが伝わるように

2.現金でも品物でも相手を思いやる気持ちをもって

3.周りのお祝いを渡す人と予算の相談をしましょう

4.伺うときには必ず連絡をしましょう

5.出産祝いにあった祝いものであるか、確認しましょう

兄弟の子供が生まれる。それはあなたにとって特別なことです。

特別だからこそ特別なお祝いをと思うかもしれませんが、出産祝いを送る際、少し冷静になって考えてみてください。

ただ単にお祝いを渡すだけではなく、贈る相手にこちらの気持ちがしっかりと伝わるものを選べているのか、確認しましょう。

生まれてきた赤ちゃんへの初めての贈り物です。

たくさんの「おめでとう」を込めて贈りましょう。

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