婚約のマナー

婚約前の挨拶のことばに迷うアナタへ!例文つきでポイントを解説

婚約前にすませておくべき最重要ステップ。

その一つがお互いの両親への挨拶でしょう。

でも「ご両親から好印象をもってもらうにはどんな挨拶をしたら…」と悩む人もたくさん…。

じつは恥ずかしながら、私は彼のご両親にどんな言葉で挨拶したか殆ど記憶なし…。

ただ夢中でその場をなんとかやり過ごした気が…(汗)

幸運にも、ご両親が心の広~い人たちだったおかげで救われた感が否めません!(恥)

そんな私の体験をまじえ、婚約前の両家への挨拶で好感度をUPするポイントをご紹介します!

1. 必ず事前に約束しておく

まず、挨拶に行くときには必ず、実家と『事前に』約束をしておくのが大切です!

私もこの点はぬかりありませんでした(苦笑)

メールやLINEでなく、直接会うか電話で約束しておきましょう。

あなたのお相手をご両親がまだ知らない場合、たとえばこんな風に言えるかもしれません。

父さん母さんに会ってほしい人がいるの。

私が結婚したいと思っている人なの。

会社の同僚で、去年からおつき合いしている人なの。

彼(彼女)が『ごあいさつに伺いたい』と言ってくれているので、時間をとってもらっても良い?

一方、ご両親が既にお相手と面識があるなら、たとえばこんな風に…。

彼(彼女)といよいよ結婚しようという話になってるの。

それで彼(彼女)が『改めてご挨拶に伺いたい』と言ってくれているので、時間をとってもらっても良い?

ちなみに、こういう『あたりまえ』が出来るかどうかってホントに大きいことなんです。

それを痛感させられるこんな出来事が私の身近でありました。

ある夫婦の息子が「A子ちゃんと結婚したい」と、女性を実家に連れてきました。

アポなしでイキナリです。

お相手女性は息子の幼なじみで夫妻も知る人でしたが、夫妻は息子がそういう交際をしていたことを全く知りませんでした。

男性の母上は「まるで拾ってきたネコか何かをイキナリ連れてきて『飼っていい?』と言われたようだった」ともうカンカンでした…(汗)

そう、「挨拶すればOK」じゃないんです。私としても「あたりまえが出来るって大切だなあ…」ってつくづく感じました。

というわけで、婚約前の実家訪問はかならず、事前に実家と約束してから行きましょう!

2. 最初のあいさつで感謝の言葉を忘れない

さて、お相手の実家に着いたら自己紹介に感謝の言葉をそえて丁寧な挨拶をしましょう。

私も緊張しながらできるだけスマイリーに挨拶をしたことだけは覚えています。

たとえばこんな流れが良いかもしれません。

① 彼氏(or彼女)の実家到着
   
② 彼氏(or彼女):「こちらが○○さんです」とあなたを両親に紹介
   
③ あなた:「初めまして。○○○○と申します。今日はお忙しいところ、お時間をお取り下さり、ありがとうございます。宜しくお願いいたします。」

お相手のご両親と面識がある場合、自己紹介を省いてもOKです。

感謝の言葉を口にしてから「きょうは改めてご挨拶に伺いました。宜しくお願いいたします。」と挨拶しましょうね。

私は、感謝の言葉までちゃんと添えられていたかアヤシイです…。

「マナーを事前に調べて行くんだったナ~…」とちょっぴり後悔です。

というわけで、お相手の実家への挨拶の時には感謝の言葉を添えましょう!

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3. 結婚について男性側から切り出す

男性・女性どちらの実家でも、男性から結婚の話を切り出すのがマナーです。

私が彼の実家に行った時も彼から切り出してくれました。

だいたいの流れは下のような感じが良いでしょう。

① 実家到着・玄関で挨拶
   
② 応接室に通され、指示がなければ下座に座る
(一般的に入口から近いほど下座になりますが部屋の作りにもよります。)
    
③ 手土産を渡し、雑談など交す
   
④ 結婚したい気持ちを伝える
(場が和んだ頃合いなどを男性側が判断して切り出しましょう。)

で…挨拶(④)のところ…例文はこんなカンジです。

●男性の実家で

○○さんに結婚を申し込みました。おたがい、気持ちが決まったのでご報告にあがりました。

結婚を認めていただけますか。

●女性の実家で

○○さんに結婚を申し込み、承諾していただくことができましたので、ご両親にご挨拶に上がりました。

結婚をお許しいただけますでしょうか。

●女性からの挨拶

これから○○さんと共に頑張って生きて行きたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。(男性より一歩ひいた感じで)

私の場合、彼がシッカリと切り出してくれて安心でした。不安なときは二人で準備しておくのがオススメです!

というわけで、結婚の件は男性から切り出すのがマナーです。

4.帰りぎわにも感謝の言葉を

帰りぎわの挨拶にもシッカリ感謝をそえましょう!

私も、さすがに帰り際にはお礼を言えていたハズ。

きちんとした常識人という印象を残すためには2時間前後を目安に帰るのがGOOD。

「きょうは本当にありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。」とお辞儀をしましょう。

ちなみに日本では男性の「正しいお辞儀」は上写真の格好です。

女性は前に両手を軽く並べて頭を下げる格好が正しいお辞儀です。

ネット上などではなぜかエレベーターガールよろしく、両手を前で組んだ男女のお辞儀写真が広まっていますネ。

あれが日本の一般的なお辞儀という誤解のモトになっているので要注意です。

というわけで、最後は感謝の言葉で好印象を残しましょう♪

まとめ

1. 挨拶は事前の約束をしてから

2. 相手の実家ではまず挨拶とお礼を

3. 男性側から結婚の話を切り出す

4. 最後のお礼で好印象を残す

以上、私の経験から婚約前の実家への挨拶でおさえておきたいポイントをご紹介しました!

これで「当たり前の常識をわきまえた人」という安心感をお相手のご両親に持ってもらえると思います。

そうそう、挨拶に伺ったときに携帯・スマホはOFFにしておきましょうネ。

あと挨拶を終えたら礼状も出すとさらに好感度アップですよ♪

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